“We had the ‘Digital’ Revolution, but we don’t need to keep having it. (Next step is the ‘Physical’ Revolution.)”
マシン/ツール革命
fablab1.0 computers make machines ―3次元プリンタやカッティングマシンで材料を切り出して組み立てて機械をつくる(現状)
fablab2.0 machines make machines ―機械自体が機械を生み出す(自己産出系)。自己複製する3次元プリンタ(RepRap, CupCake)。
マテリアル革命
fablab3.0 code makes materials ―物質に「コード」が埋め込まれるようになる。(形状としてのコード、情報としてのコード)
fablab4.0 program makes materials ―物質に「プログラム」が埋め込まれるようになる。(Programmable Matter)
私たちはユトレヒト郊外にあるFabLab、ProtoSpaceを訪れ、”fablab2.0″というセッションに参加。内容はNeil GershenfeldとMIT Center for Bits and Atomsの最新の研究プロジェクトに関するもので、自己増殖する3次元プリンタ、そしてプログラムできる材料の未来が語られており、既存の(市販の)プリンタを買わなくても自作できる可能性が模索されています。
まずはNeilの”FabLab2.0″のロードマップの説明に続いて、Fab@home http://fabathome.org/ 、RepRap http://reprap.org のプレゼンテーション。続いて http://makeyourbot.org と http://linuxcnc.org 、Fab in a box、Cast Cement CNC, MTM Mini 等、様々なファブリケーターのコストや作り方、課題などを共有しました。(各プロジェクトについてはこちらにまとまっています。→http://bit.ly/4QG9GU)
MIT Center for Bits and Atomsでニール・ガーシェンフェルドのアシスタントを務めるシェリー・ラシターは、「FabLabは1年で2倍に増える」という「ラスの法則(Lass’s Law)」(←ムーアの法則にひっかけた洒落です)を提唱していましたが、この1年で、ファブラボはアメリカとユーロで急増しました。イギリス、ドイツ、アイスランド、スイス、オーストリアなどでFabLabが開設され、またフランスやチェコスロバキアなどでも立ち上げが計画されています。また、米国では、「各州にひとつ」のペースでFabLabが大増殖しています。さらにはペルーやインドネシアでもFabLabが計画されています。
アクセス: ファブラボの機材を用いて(ほぼ)あらゆるものを作ることができます(ただし人を傷つけるものは除きます)。利用にあたっては、一人一人が自ら試行錯誤して操作法を学び(Do It Yourself)、周りの人と協力し(Do It With Others)、ラボの使用法や機材利用のノウハウを共有・蓄積していくこと(Share It with Others)が求められます。