Recent Posts:

5月3日―たわみモジュール

これまた升森君のペーパーカッター習作なのですが、実はこれ、数理的(幾何学的)にはありえない立体です。面が少しずつたわむことで力を分散しあい、構造として成り立っているのです。多面体っぽく見えますが、実は材の力を借りています。こうした材料特性(曲がるとかたわむとか)を見越して制作するというのは古来からの知恵のひとつでした。 さてしかし、こうした技法をスケールアップしてたとえば建築や構造物に応用するとなると、やはり事前にきちんと計算してシミュレーションする必要が出てきます。そこでいま、SFC田中研のほうでは、たわみを包含する3Dモデリングソフトの開発を進めているのでした。暗黙知や経験知を、できる範囲から記述して計算できることで可能性を拡大できたらと思います(tanaka)。   川口市立映像・情報メディアセンター メディアセブンの氏原茂将さんと、VISCUIT(ビスケット)でワークショップデザイナーとして活躍する山口尚子さんが遊びにいらして下さいました。ワークショップのプロの目から見えてくるFabLabの可能性やこれから恊働してできることなどをお話することができました。川口なら川口の風土をいかした「ものづくり」にアプローチできるようなシステムや、FabLabだからこそできることなどを提案し合い、大きな夢を共有できるとても刺激的な打合せになりました。夢を実現化するために、これからお互いに長期的な視点で何を準備しなければならないのかが見えたのは大きな収穫でした。こうしたジャンルを超えたクリエイティブな恊働ネットワークの広がりこそ大切な資源になってゆくのだと思います。 (youka)

5月2日―ペーパーカッターでカットするものはペーパーだけではない

        葉っぱにFabLabJapanのロゴが入りました。新田中研メンバーの升森君の習作です。 (tanaka)

今週のつぶやき on Twitter 2011-05-01

気になるタイトル!内容も良さそうですね RT @kotobuki Rob Thompsonの'Prototyping and Low-volume production'( http://t.co/2

5月1日―蔵開き、GW期間限定 : Fab Workshop

普段閉めている正面の扉を全開にすると、街と蔵との関係性がガラリと変わります。道路からセットバックしているスペースが蔵と街をつなげる縁側のような空間になるのです。ちょっとした高低差によって空間が仕切られながらも、お互いの活動を感じ取る事ができます。来場者の方とお話していると、何やら中に人がいるから入ってきたとか、ずっと閉じていた扉が開いていたので入ってきた地元の方など来場の理由はさまざまです。インターンの学生も、各メンバーの説明を聞きながら自分なりに工夫して来場者に一生懸命説明している姿が、だんだんと板についてきています。「うまく説明できなかったなぁ」というのを繰り返して、少しずつコツを掴んでいるみたいです。こればっかりは、実践していくしかないですからね。   そして、ここ鎌倉は手作りや手の感覚を大切にする「ものづくり」のエリアだけに、3次元プリンタやカッティングマシンなどのデジタルファブリケーションがどのような受け止め方をされるのか、実は少し不安でした。FabLabは、「つくる」人を増やしていくということに特化している活動なので、もちろん手の感覚も大切にしていきたいと考えています。そうしなければ、活動自体が表層的なものになってしまい本当の意味で厚みを得ることができないとも感じています。テクニックというのは身体知であり、テクノロジーというのは身体の外にある技術だと、先日田中先生がお話されていたので「まさにそうです!なるほど!」となっていました。この二つの技術の融合を上手く納得してもらう好例として、蔵には田中先生が作成された椅子が置いてあります。この椅子は組み木の構造で出来ており釘を一切使用していません。そして、この120年前の酒蔵は組み木の宝庫でもあります。こうした温故知新の「ものづくり」が新しい可能性を秘めていると説明すると老若男女問わず、みなさん共感してくれます。   開け放たれた蔵が人と人を結ぶ街の縁側になっているように、FabLabKamakuraも先達の知恵と現在の技術を結ぶ縁側のような場所になれたら最高ですね。   (youka)

4月30日―オープン前ですが、GW期間限定 : Fab Workshop

全国でも有数の観光名所である鎌倉は、GW期間中たくさんの来場者があるといろいろな人から言われていました。普段から間違えて蔵に迷い込んでくる人がいるので、一体どういうことになるのだろう? むしろ、もっとたくさんの人が迷い込んでくるのならば、「何かできないか?」という安易で突発的な案が浮上しました。何でもやってみないとわからないので、トライアルということでGW期間限定で簡易的なワークショップをすることに。あくまでも、鎌倉の状況を反映した実験的な試みなので、公式のオープニングとは別の取組みです。これまでFabLabJapanが参加しているMake やTokyo Designer’s Week などとは違い、来る方々は全く別の目的で鎌倉を散策しています。「FabLab」や「つくりかたの未来」について理解してもらうには、なかなか難しいセッティングです。だからこそあえてやってみようという試みでもあります。私も含めインターンの学生も来場者に説明を何度も繰り返す中で、実社会でFabLabを開くということはどういう意味を持っているかを、たくさんの対話の中で考えてみるいい機会だと思っています。「パーソナルファブリケーション」や「3Dプリンタ」という共通言語を持たない方々に対して、特別な言葉を使わなくてもきちんと伝えるためのいいトレーニングなのかもしれません。(youka)   日程は、こちら(日時の変更がありますのでご注意を)

4月28日―10+1 特集:FabLab 掲載のお知らせ

4月中旬にここ鎌倉で収録が行なわれたことをお知らせしていましたが、本日「10+1 website」5月号にてFabLabについての特集がリリースされました。内容は、〈(ほぼ)なんでもつくる〉技術であり、方法であり、場所であり、これからの社会についてです。田中先生、久保田先生が10年来の取り組みについても順を追って知ることができ、より深い部分での理解が得られると思います。ご一読いただければ幸いです。 〈ものづくり2.0〉前史 ──有限設計ワークショップからFabLab Japanまでの15年   ソーシャル・ファブリケーションに向かって ──テン年代のクリエイティヴィティ  

4月27日―Fab Goods @ Kamakura

  FabLabJapanメンバーの山本さんが、蔵をモチーフにFabLab鎌倉の素敵なロゴを作成してくれました!このロゴを見た瞬間、「これは、立体カードにできる!」とインスピレーションの赴くままに、思考錯誤しながらカードを作成してみました。自分で言うのも何ですが、なかなかいい感じかと。2次元の情報を物質化するだけで、本当にワクワクします。FAB =「つくる」ことがリレーすることにより、デザインで対話をしているような心持ちになるから不思議です。「つくる」ことで得られる言語とは違ったコミュニケーションの可能性は、これからもっと身近になり広がっていくのだと思います。そして、Fab Goodsもいろいろな人を介して増えていくと楽しいですね。もちろん、蔵カードのデータはオープンソースにしますよぅ。   「つくる」ことでつながっていくのであれば、「Do It With Others」ではなく「Do It Ourselves」なのではないか?   FabLabJapanでWEBを担当されている巾嶋さんの指摘に、あらためて納得するのでした。 これからは、まさにDo It Ourselvesですね。   (youka)  

4月26日―デジタルミシン

デジタルミシンが届いたため、さっそく動かしてみました。直線縫いも、かがり縫いも、ボタンホールも、刺繍もこれ1台でできてしまうのですごく便利です。頼りきってしまいそうです。もともとミシンにデータとして入っている刺繍の種類も豊富で、なにかと遊べそうです。布の上で犬の散歩の絵とか刺繍できそうです。     今日は作ってきたエプロンの試作に 「FABLAB KAMAKURA 」 の刺繍をしてみました。何針縫ったかも表示されていたのには驚きました。ちなみにFABLABは1800針くらいでした。   コンピューターミシンが縫っている間は待つことしかできないので、自分の動体視力と集中力のテストとして一度くらい自力で何針縫われたかを数えてみたいと思います。 本当はちゃんとしたロゴを使ってやってみたかったのですが…データをミシンにいれる手段がなかったため、ゴシック体を使わせていただきました。 まだミシンとお友達になれていないため文字の調節など思い通りにいきませんでしたが、もっと触れ合って楽しく刺繍していけたらと思います。文字の刺繍が終わり、まだ少し物足りなさを感じたのでFABLABのロゴをデジタルミシンの中でも直線縫いなどのアナログチックな方法を使って刺繍している途中で今日の作業は終わりました。次回、続きをやろうと思います。   刺繍をする際に邪魔になりそうだったので首周りのひもをとってしまったため田中先生にエプロンを手でもっていただき、写真を撮らせていただきました。こうみると文字が小さいですね。。。田中先生の Fab Turtle と同じ発想ですが、今のミシンだと刺繍できる大きさに限界があるのでどんな大きさの刺繍もできるマシンがあってもいいのかなーと思いました。あと、小学生的な発想ですが…縫った針数が増えるごとに新たな刺繍データを使えるようになる、みたいなマシンあってもいいのかな?(需要はなさそうですが…)と思いました。   ex) 10000針縫ったー○○(ミシンの名前)は星型模様が自動で縫えるようになった! 蔵での作業はなんだか感覚が洗練される感じがしました。   (ken)  

今週のつぶやき on Twitter 2011-04-24

かなり実践的で興味深いプロジェクトですね! http://t.co/AYdc9tB RT @koch_i これは #fablab と同じ流れなんだろうなあ http://t.co/9uICgmv #

4月24日ー電子工作機器類セットアップ/ Fabduino

はんだごて、はんだ、ルーペ、ニッパー、グル―ガンといった基本的な工具類が導入されました。ファブラボで、 ・”Eagle”で回路を自らデザイン ・”Modella”で切削 ・その上に部品をマウントすれば小型回路がつくれます。       上記は「Fabduino」。FabLabの機材だけで自作できるArduinoです。販売されているArduinoよりも遥かに小型にできるので、マウスや電球のなかに組み込むことも可能ですし、価格も圧倒的に安くつくれます。 http://fab.cba.mit.edu/classes/MIT/863.10/people/ella.peinovich/Assignments/Week_10/10_output%20devices_page.html       そんな状況の中、なんともタイミングの良いことに、本日ファブラボ鎌倉に「FabLabオリジナル・ハイブリッドアンプ」制作のプロジェクトが持ち込まれました。また詳細まとまり次第、続報を公開したいと思います。 「ファブ・ランプ」(Fab Lamp)と「ファブ・アンプ」(Fab Amp)が、動き出します。(tanaka)