はじめまして。ファブラボ平塚の道用です。ファブラボ平塚は2016年4月1日にオープンしたばかりのファブラボです。はじめての投稿ですので、少しラボについて紹介せていただきます。
ファブラボ平塚は神奈川大学湘南ひらつかキャンパス内にあるファブラボです。2014年10月にKU Fab Studioとしてオープンして、前述の通り今年の4月にファブラボ平塚となりました。経営学部が運営しており、スタッフは現在のところ教員1名と学生8名の計9名で、2016年4〜7月はなんと週6日オープンしています。(もちろん学外の方も自由に使用できます)ただ、学生スタッフの授業の都合で時間は曜日によって異なり、学期が変わるとそれすら変わってしまうのは学生中心で運営しているラボならではの特徴です。
オープン時間の詳細はこちら
http://www.mgmt.kanagawa-u.ac.jp/fablabhiratsuka/info.html
我々は普通にファブする“Fab凡才”の存在こそが面白い社会を作っていく上で重要なんだろうと考えています。最近は学内にも少しずつ“普通にファブする風景”がみられるようになってきました。写真は全員経営学部の学生です。メガネのツルを3Dプリンターで作って普段から使っていたり、女子学生が切削機や半田ごてを使っていたり、レーザーカッターで格言アートなるものを作っている学生がいたりします。何度も言いますが、経営学部生です。彼らにはモノを作り出す過程をもう一度見直し、新しいスタイルの経営を志向していってほしいものです。
ラボの紹介が長くなってしまいましたが、我々の活動についてトピックについても紹介させていただきます。
Fabの可能性を探り、様々な分野との関係を深めるためにFabTalkNightというイベントを不定期に開催しており、4月にはFab×Design×地域というテーマで開催しました。参加者は学生の他にも団地問題を抱える団体や役所、NPO団体、金融機関、市民など様々でした。講演はプロダクトデザイナーの山下公明さんに行ってもらい、その後のライトニングトークでは山下さんのお話しに刺激を受けた方々が自らの活動内容や抱えている問題を熱く語ってくださり、非常に盛り上がりました。
6月には湘南らしく海をテーマに開催予定で海洋研究の傍ら、ウッドサーフボードづくりに携わる寺内元基さんにご講演いただき、湘南地域の海と山をつなげるプロジェクトを立ち上げ、湘南の文化とFabを融合させていきたいと考えています。