【from Hiratsuka】3Dプリンターがメインの機材に

2019年4月でファブラボ平塚は4周年を迎えました。神奈川大学湘南ひらつかキャンパス内のファブラボということもあり、学生の利用が主になっています。(オープン以来、学生利用8割、学外者の利用2割という割合は毎年ほぼ一定です。)

図1:ファブラボ平塚の様子

このような状況の中、ここ1年ぐらいで利用機材の割合に変化が起きています。図2は2017年の機材別の利用回数のグラフになります。図を見てみるとレーザーカッターの利用ダントツで多く、全体の半数以上を占めています。この傾向は2017年度以前もほぼ同様でしたし、他のファブラボでもレーザーカッターの利用が多いということは同じかと思います。それが、2018年度(図3)になると3Dプリンターの利用回数がレーザーカッターの利用回数に急激に迫っており、学生のみのデータ(図4)を見てみると、3Dプリンターがもっとも多く利用される機材になっていました。(グラフにはありませんが、学生の3Dプリンター利用回数は前年度の2.4倍です)2019年度に入っても3Dプリンターは常に稼働状態なので、その傾向は変わっていないものと考えられます。

図2:2017年度 機材利用回数

 

図3:2018年度 機材利用回数

 

図4:2018年度 機材利用回数(学生のみ)

 

なぜ、このように急激な変化が起こったかはわかりませんが、学生にとって3Dプリンターが身近な存在になったということは間違いないでしょう。3Dプリンター利用の障壁は3DCADを使っての設計と出力時間が長いという2点でした。1点目の3DCADに関しては、3DCADを使える学生が周囲で増えたことで精神的な障壁が下がったのかもしれません。2点目の出力時間の長さに関しては、朝出力しておいて授業が終わって帰りに取りに来るなど、3Dプリンターとの付き合い方がわかってきたように感じます。Fusion360のように無料で使えるソフトウェアがあることで、家で設計してファブラボで出力というサイクルもできてきたようです。

【作品展示のお知らせ】

 2019年8月30日〜9月4日までファブラボ平塚ユーザーと神奈川大学の学生の展示会を江ノ島Gallery-Tで開催します。お時間のある方は是非足を運んで、ファブラボでどのようなものが作られているかご覧ください。

図5:作品例1

図6:作品例2