【from Saga】FabLabがきっかけでクラウドファンディングへ!

FabLab Sagaの山城佑太です。FabLabでの出会いがクラウドファンディングに繋がった体験をご紹介します。

座圧軽減!フワット!

そもそもどんな製品でクラウドファンディングしているのでしょうか?端的に説明しますと、座っている時に腰やお尻にかかる上半身の重さを減らしてくれる装置ですね。うーむ、製品の説明は本題から逸れますし、文字数が足りないので詳しくはMakuake内のフワットのページをみて下さい。https://www.makuake.com/project/fwat-fit/

キッカケは小さな事から

FabLab Sagaの毎週火曜の恒例イベントがロボ研です。活動実態はロボットという枠に収まりません。各人が相談したり、創作したり、とにかくやりたい事をしているワクワク空間です。そこに腰が辛くて座って居られないという佐賀大学の中山功一准教授も来ていました。中山先生は塩ビパイプと自由樹脂を持ち込みある物を作りました。そして出来たのが、フワット第一号です。

パイプ上部から、出ている紐にベルトを結んで使います。ベルトが持ち上げられて、腰が浮くという仕組みです。私はロボ研で中山先生から、フワットの改良について相談を受け、手伝っている間に段々と深く関わっていきました。

試作は続くよ どこまでも

3Dプリンタでパーツを作り、ベアリングとボルトとバネを組み込みました。この頃は中山先生が使う為だけの製品だったので、作って試して改良するサイクルが非常に早くどんどん進化しました。パイプを曲げてくれるメーカーも見つかりました。

試作と試着実験を繰り返すうちにバネは必要ではないこと。また、パイプの作りを変更する必要があることが分かりました。3Dプリンタの失敗も沢山しました。おかげで3Dプリンタ修理の経験値も上がりました。

パイプの改良案も大型の3Dプリンタのお陰で実寸大で試作をできました。最終的にはメーカーに金属パイプで作ってもらいました。

福祉機器コンテストで優秀賞!

フワットの開発がある程度進んだところで中山先生は福祉機器コンテストに応募しました。コンテストでは多くの方が体験して下さいました。体験して頂くと、腰が持ち上げられ、お尻が浮くフワットの独特の使用感に驚かれ、座っているときに腰やお尻が辛い方々に大変喜ばれました。

実は福祉機器コンテストの応募と審査会と表彰式はそれぞれ時間がありました。どこの会場でも多くの方に使って頂くことで、ご意見を元に改良が加速しました。

福祉機器コンテストでの受賞のおかげでフワットは各種メディアに取り上げられました。特にテレビ東京のワールドビシネスサテライトのトレンドタマゴで取り上げられた反響は大きいものでした。

https://www.tv-tokyo.co.jp/mv/wbs/trend_tamago/post_174688/

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クラウドファンディングへ

大変嬉しい事にフワットは福祉イベントに参加させてもらうたびに欲しいというご意見を頂きました。という事で工場での最低生産数以上の購入希望があれば販売しようという事になりました。クラウドファンディングがあるからこそできる事ですね。

FabLabがあって良かった!

最後になってしまいましたが、FabLabがあって本当に良かったと思います。無いならつくる、作って試す、気軽にモノづくりを楽しむ人のコミュニティがあった事で、1年ちょっとでアイデアが具現化しクラウドファンディングに発展しました。FabLab Sagaのファブマスター陣内氏に感謝申し上げます。