【from Kitakagaya】冬の謝恩会

皆様、寒い日々が続きますがいかがお過ごしでしょうか?

この冬を越えると、うち靡く春。春になると人生の転機を迎える人もいます。ここ北加賀屋にも大きな変化を迎える人がいます。今回は我々を襲っているタイムリーな話題、「ラボの新陳代謝」について話をしてみようと思います。

ファブラボ北加賀屋四季のお便り最終回?「冬の謝恩会」はじまります。

(今回は個人情報保護の観点から、イニシャルトークでお届けします。)

 

K1: あーあーあーまいくてす。みなさまご参加いただきありがとうございます。今回のお題は「新陳代謝(内部の入れ替わり)」ってことですけれど、個人的にはこの先すごく不安です。K2さんが近くにいなくなることで、結構いろんなことに影響がでるんじゃないかと…。立ち上げの時に、「2年を目標に新陳代謝ができるような組織を作る」って話していたと思うんだけれど、状況が先に来てしまった感じがする。

K2: 昨年から準備をすすめるという話が出てたね。

K4: 引き継いでいく準備を進める為に、番頭さん見習いを募集したりして動いてはきましたよね。

K1: 確かに人は増えてきたけれど、K2:さんの担っていた役割って直接的ではないけれど重要な部分が結構あった気がするんですよね。その穴って誰が埋められるんだろう…。

K2: ファブラボが日本に紹介されはじめた頃から関わっていた部分は確かにあったけど、それにしても僕自身はあまり大したことはできていないと思う。

K1: 黎明期の状況を知っているっていうのは非常に意味のあることだと思うけどな。

K4: K2:さんはいろんな人のつながりを持っているので、いろんなフィールドからの参加者を連れてきてくれたよね。

K1: 遠くに行っても、ぜひ北加賀屋の面倒をみてほしい!もちろん向こうでの仕事ともうまく接続しながらね。

K3: 穴を埋めるって考えると後ろ向きになるけれど、手を離れてしまえば旧世代の力は必要ないとも言えるんじゃないかな。多分、その場所に関わっている人達なりに上手に回っていくんだと思う。

K2: もうすでに僕からK4さんへの引き継ぎは進めてきたこともあるし。ひとつのラボを立ち上げた人がまた違うラボの立ち上げに関わるといった次の段階に行くっていうことは海外のファブラボの中でも結構起きていることだと思う。ネットワークをつなぐ役割を担うとか。今後はそんな感じで動いていけたらと思う。

K4: 特に北加賀屋で言うと、ラボ全体の目標がしっかり定まっていないから、人が変われば変わる可能性があるんじゃないかな。集まる人達の関心によって形は変化するんだと思う。企業と違って決まったポストがある組織ではないし、その人が居場所を作って役割を見つけてかかわっていくわけだから。

K2: 自分の座る椅子は自分で持ちながら移動していくみたいなイメージが合うのかな。

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K1: 確かにそうかもね。いろんなところを往来しながら、居場所を見つける。K2さんが路頭に迷っても帰ってこれるように迷子札には「北加賀屋」って大きく書いておいてね!

K3: 状況が先かもしれないけれど、最近目に見えて内部の形も変わったってきている。そこは流れに任せていってもいいんじゃないかな。

K1: そうだね。とはいえ、先に誰かがが作った物をぶち壊しても良いという意識をみんなで持たないと、ただ継続するだけになっちゃう気がする。それってちょっと嫌なんだよね。

K3: 確かに、一回リセットした方が作りやすい部分もあるとは思う。

K1: 新しい人たちが作り上げられる環境があるってことが重要だよね。いいところは継続して、壊すところはとことん壊す!

K2: いっそのこと名前を変えてもいいかもしれない!「ファブラボ大阪」とか!

中身が入れ替わったら、名前も刷新する!

K1: 「2016年「ファブラボ大阪」爆誕!みたいな!

K2: 海外の方が”Kitakagaya”を言いづらそうなのが忍びなくて。

K1: アカデミーのラボリストにも”kitakagaya”だけ(Osaka)って書かれてたしね!急に名前変わるっておもしろい!認知度低いんでグローバル基準にしましたみたいな。大阪にいっぱいラボができたらいいなって理想はどこに行ったんだって話だけど。

K4: まあ、そんだけ壊してもらってもいいよということで。

 

*謝恩会は3月下旬まで続く予定です。

*次回の北加賀屋の担当分からは別企画での記事を掲載予定です。お楽しみに‼︎

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みωな。ズッ友だょ…‼︎

 


<お知らせ>
2月27,28日にファブラボ北加賀屋が入居するコーポ北加賀屋にて、オープンソースのワークショップを集めたイベント『Open Source Workshop Rally』を開催します。本イベントでは通常通りワークショップを行う一方、各ワークショップコンテンツの開発経緯やコンセプトを含めた構造を分析して、その文脈に則って継承すべき部分、また状況に合わせて改変可能とする部分を視覚化することを試みます。

お近くの方は是非ご参加ください。
詳細はこちらのURLまで。
http://fablabkitakagaya.org/ai1ec_event/open-source-workshop-rally/?instance_id=9785

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