【from Hiroshima】ファブラボ広島安芸高田 〜オープンと開催WSの紹介〜

こんにちは、ファブラボ広島安芸高田代表の渡辺と申します。普段はエンジニアとして働きながら、ファブラボ広島安芸高田を運営しております。ものづくりに携わる者として、ものづくりで社会好転を実現すべく鋭意活動しております。

ラボの場所は、​広島県安芸高田市、広島市内から北へ車で約1時間、夏は過ごし易く、冬は寒さ厳しい (広島市内の気温マイナス5°C)所です。自宅に隣接する格好で建っています。元々は壁もなく吹き抜けの空間でしたが、ファブラボジャパン発起人 慶應義塾大学准教授 田中浩也 研究室の学生だった 秋吉浩気 氏との地域住民を交えての建築ワークショップを通じて構築したコンセプトに基づき建設しました。

 

本格的に活動を始めて数ヶ月が経ちました。来場者、利用者さんの数はまだまだといった所ですが、個人的な趣味からマイビジネスの​種を生み出すことを目的に利用される方、様々な方がおられますが、キーワードは「新しいアイデアの試作」、即座にカタチにするといった「価値」を提供することを意識して活動しております。今年は、本ラボの存在意義をいくつかの事例と共に発信することを目標としています。

現在、3Dプリンター、レーザーカッターの講習会とSW/HWを学び自分専用のロボットを作るためのロボットワークショップをメインに活動をしております。今回は、ロボットワークショップについて簡単に紹介致します。

<ロボットワークショップ>

ロボットワークショップを2015年4月から始めました。まずは入門編として、センサで床の有無を判断して六脚歩行するロボットを3時間で製作し、ロボットの製作過程や考え方の全体像を体感してもらうワークショップにしています。センサや電子部品、マイコンの講義から、パーツの組み込み、プログラミングまで作業は多様ですが、細かいことは抜きにして、とりあえず作ってから考えようというスタンスです。また講師のポリシーとして、子供向けのビジュアルプログラミングツールなど利用せず、大人と同じことを同じ環境でも、シンプルに説明することで分かり易くするよう心がけてます。これまで参加した中高生、保護者のサポートを受けた小学高学年、すべて時間内に完成させ、さらにちょっと自分なりのアレンジまで踏み込めてます。ゆくゆくは、ファブラボ中でロボット製作スキルを持つヒト同士が、相談や議論し、切磋琢磨し合えるワークショップにしたいです。さらに、今は受講者のスキルと時間的制約から市販のタミヤのロボットキットを組み立ててるので、フレームや脚などのパーツを3Dプリンタで製作することまで含めた、応用編ワークショップへ発展させたいと考えてます。

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<その他ワークショップ>

広島県主催の第7回イノベーショントーク「ものづくり新論」からの続編として、世界を股にかけ活躍されているプロダクトデザイナー​田子學氏をお招きし、プロダクトデザインワークショップを実施しました。

「デザインって、何だと思う?」という問いかけから始まり、デザインとは「創造的計画」であり、何も見えていない計画を、いかに想像力豊かに膨らませられるかである、とのお話しに、普段の生活では気付くことができなかった思考のリセット(マインドセット)ができました。

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2日間で想像力を膨らませながら、且つロジカルに「再発明」をテーマに学びました。

最終課題では、「雨具の再発明」をお題に各チーム和気藹々としながらも超個性的な雨具とプレゼンに感動しました。これからのものづくりに必要不可欠な要素を学べるワークショップとして企画しましたが、参加者の皆様からの高評価もあり、シリーズ化すべく企画構想中であります。

世の中見慣れた製品、低価格化の過当競争となっている中で、新たな価値創造の一歩として「デザインって何だろう?」を考え行動する価値は大いにあると考えさせられる時間でした。

 

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