こんにちは。FabLab Sagaの陣内です。今回のレポートは、8/29(土)、30(日)開催のSAGAドリームテックフェスタ2015にFabLab Sagaとして出展してまいりましたので、その様子をレポートいたします。
SAGAドリームテックフェスタ2015について
このイベントはもともと、佐賀県主催の主に小中学生を対象にした科学の祭典として4年前から開催されてますが、今回からは科学だけでなく、ものづくり技術にも対象を広げ佐賀県内のものづくり企業にも広く参加を呼びかけ開催されました。
FabLab Sagaの出展内容
FabLab Sagaでは、3Dプリンタ、3Dスキャナの展示を中心に行いました。手伝いに来てくれた、ユーザーの宮地尚希さんも説明に追われてました。
親子連れに3Dプリンタの解説をする宮地さん
隣の株式会社中山鉄工所のブースでは、pepperくんが会社案内やクイズ、ダンスなどを披露し、人が絶えず、こちらの集客にも貢献してくれました。
初めて3Dプリンタを見たという方もまだまだ多く、素材は何か、価格はいくらか、使うにはどうすればいいかなど、積極的に質問される方もいらっしゃいました。3Dプリントの様子を、かじりついてずっと見てくれるお子さんや、3Dプリントの進捗が気になり、何度もブースを訪れてくれるお子さんもいて、うれしくなりました。
3Dプリンタの他にも、私が所属するSAGA組込ソフト研究会の、山口郁準さん、長江紀房さんも応援に駆け付けてくれ、電子工作の成果や、電子工作ブロックlittlebitsなどのガジェットの展示を行いました。
モグラたたきゲームで遊ぶ子供達を見守る長江さん(左)、山口さん(右)
展示されたガジェットや電子工作の数々
スケルトニクス来る
今回のイベントの目玉の一つスケルトニクスに触れないわけにはいきません。人が載れる人力ロボ スケルトニクスを始めて目にすることができました。試乗体験会の整理券は瞬く間になくなり、これは何だろうと物珍しげに見る人たちに囲まれていました。搭乗しているのはSAGA組込ソフト研究会の角 和樹さん。知る人ぞ知るDOKAROBOの開発者ですが、この日ばかりはスケルトニクスに夢中です。
陶器の3Dプリント
佐賀県窯業技術センターは、先日陶器の3Dプリンタを開発したことで話題に上がりました。今回、その成果を直接目にすることができました。陶器の3Dプリントはまだまだ発展途上の技術ですが、窯業が盛んな佐賀県では期待が高まっています。
写真左の2つの陶器が3Dプリントした陶器
他にも、焼成変形しにくい陶土を用いた、シャープなデザインの陶器や、特集な釉薬を用いて液だれしにくい器など、他の技術開発も目を引きました。
今後の出展予定
FabLab Sagaは今後も、次のようなイベントに出展予定です。詳細はおってFabLab SagaのFacebookページに掲載します。お楽しみに。
https://www.facebook.com/FabLabSaga
- 9/19(土),20() 佐賀城本丸歴史館 特別展 「幕末佐賀の挑戦」
- 11/7(土),8(日) 西日本総合展示場 Kitakyushu MONOCAFE 2015
- 12/8(火)~13(日) アバンセ 熱中人文化祭