9月19日(金)、福岡県は太宰府で『日本ファブラボ会議2014』が開催されました。会議には、普段なかなか揃うことのない日本各地のラボ関係者が集まり、朝から晩まで内容の濃い話し合いが行なわれました。
そんななか、現在日本最北端のラボであるFabLab SENDAI – FLATのスタッフは、「せっかく東北から九州まで来たのだから、各地のラボを見ながら帰ろう!」と、太宰府から仙台まで、日本全国ラボ行脚の旅に出ました。
会議の会場となった『ファブラボ太宰府』から始まり、電車•自動車を乗り継いで全国6ヶ所のファブラボやメイカースペースにお邪魔しました。以下のリンクにて、各地のレポートをご覧頂けます。
- 旅の始まり、太宰府天満宮のお膝元、ファブラボ太宰府
- 福岡の実力派工房、博多図工室
- なにわのアート系ファブラボ、ファブラボ北加賀屋
- 静岡は浜松、自転車も作っちゃうスゴいとこ、ファブラボ浜松
- 本格派電子工作 + カフェ、メイドさんもいる、ファブラボつくば
- 首都直下型メイカーズスペース、ファブラボ渋谷
約5日間の旅でしたが、「もう1日滞在したい−!」といってしまうほど魅力的なラボばかりで、それぞれに個性的な雰囲気とプロジェクトを持っていたのが印象的でした。
小野寺(以下、小):普段ネット上でやりとりをしたり、ラボの様子を何度も写真で拝見していたとはいえ、やっぱり直接メンバーにお会いしたり、実際に現地へお邪魔してみることって大事だなと思いました。
益田(以下、益):画面越しでは分からない雰囲気を体感できますもんね!
大網(以下、大):しかも、運営のみなさんだけではなく、そのラボに出入りしてる方々と会えるのも新鮮でした。
小:日本国内どのラボも、運営方法や方向性、集まっている方々の特徴が異なります。ですがそれは、単に運営者の趣味ではなく、それぞれのラボがその地域においてどんな役割を担おうとしているのかによって変わってくるんだなと。
大:でも、どこのラボも長居したくなる空間でしたね。
益:場所や機材なんかじゃなくて、どんな人がいるかがラボにとって最も重要なことなのだと実感した旅でした。
大、小、益:今回の旅で見学を受け入れてくださったラボのみなさん、本当にお世話になりました!またお邪魔しに行きます!
<FabLab SENDAI – FLAT一同>