4月20日―3Dプリント

ファブラボ鎌倉には順々に機材が届き始め、セットアップが始まっています。左からペーパーカッター(クラフトロボ)、3Dスキャナ(David)、3Dプリンタ(UP!)、小型ミリングマシン(Modella)。中には日本語マニュアルが無いものもあるので英語との格闘になりますが、学生インターンの面々は頑張ってくれています。

3次元プリンタ「UP!」」のガイダンスでは、「一番最初に、もしも壊れた時のために、UP!それ自体の予備パーツを最初に3Dプリントしておきましょう」と書かれています。自分で自分の部品をつくり修復する。「自己修復マシン」です。さらに面白いのは、この予備パーツが改良されたものがウェブにアップされていることです。UP!をセットアップする作業は、ウェブ上から「現在最新のパーツデータ」をダウンロードして3Dプリンタし、UP!自身にそれを装着・交換(ほとんどの場合、商品として届く部品は既に古いバージョンになっています)することで、機械自体をバージョンアップすることから始まるのです。「自己成長マシン」でしょうか?

写真右は最新のパーツデータを3Dプリントしたものです。そして左と真ん中。これは設定を間違えて3Dプリントしてしまった「失敗作」なんですが、蜘蛛の糸か唐草模様のようなパターンを描いているようにも見えます。これを意図的にコントロールできれば、「新しい使い方(技)」を発見したともいえるのです。

 

そもそもファブラボが3次元プリント外注サービスと異なるのは、自分で機材の使い方を試行錯誤し、ときには失敗することを通じて、「機材の新しい使い方」や「未知なる可能性」それ自体を探り当てていけることです。「間違った(と普通は思われる)」使い方から、意外な全く新しい可能性が拓かれることを推奨していきたいと思います。(tanaka)

 

左)3Dスキャンして、はじめてUPで出力したもの。なんだか不思議な気分です。

中央)イチゴの鍋掴みを蔵に持ってきました。つぶつぶの所と編み目が気に入っています。しかし、鍋がないことが発覚… えーと、香港帰りの田中先生から、ライチのお菓子をいただきました。

右)学生インターンの升森さんと金崎さん 夜遅くまで頑張っています。心強いです。今度からは、蔵でご飯を食べれるようにしましょうね。腹がすいてはなんとやら  (youka)