【from Kamakura】今年もはじまりました、グローカルな学び場 Fab Academy 2019

1月16日(水)、日本時間23時からFab Academy 2019が始まりました。Fab Academyに興味はあるけど、情報が少なく受講には不安といった方に、その臨場感をお伝えできるよう、タイムリーにレポートをお届けするつもりです。技術的な話にも踏み込んで書いていくつもりですので、お付き合いいただければ幸いです。ファブラボ鎌倉のfacebookblogなどでも発信していますので、よかったらご覧ください。

さて今年は、世界67のFabLabから、284名の受講生が半年間苦楽をともにしていきます。おなじみFabLab Barcelona(スペイン)、FabLab Amsterdam (オランダ)、FabLab Oulu(フィンランド)からは毎年多くの参加者がいます。最近の傾向としては、昨年にも増してアフリカ、インド、中東地域からの受講生がラボの増加とともに増えているようです。日本からは、鎌倉から4名、ファブラボ関内から3名のあわせて7名が参加しています。この半年間のおかげで、半年後の卒業式では、会ったことがないのに、ずっと前から友達だった気分になっています。エジプトで行われるセレモニーで顔を合わせるのが楽しみです。そのためにも卒業しないといけないので、受講生は寝不足の日々が続くことになります。

通常のクラスは、日本時間で23時からはじまり、前半1.5時間が前回授業のレビュー、後半1.5時間が今週の授業という構成ですが。初回だけ後半の時間は、参加しているノード(ファブアカデミーを実施しているFabLab)の3分ほどの紹介タイムとなります。

早速次回から課題をしていくこととなりますが、ファブアカデミーの特徴として、最初にファイナル・プロジェクトのラフスケッチを描くところから始まります。1月の時点ではっきりとファイナル・プロジェクトがイメージできている人、ぼんやりとは描けている人、まったく決まっていない人など、様々です。半年間かけて身につけていく知識や技術、限られた時間との兼ね合いから着地点を探っていかなければなりません。そのことについて教え込まれるのが第2週のクラス、”Project Management”と続くことになります。

受講生がつくりたいものを最初に描き、必要なスキルを毎週身につけていくのが、ファブアカデミーです。

講義の終わりはお約束の、Global Goodbey でお別れです。
日本時間は26時。当然ながら、インストラクターもとても眠いです。

ではまた!

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