Workshop : (ほぼ)なんでも作るワークショップ!(ただし紙で)

夏休みに東京ミッドタウンDESIGN HUBで行われた、デザインやものづくりをテーマにした「デザインハブ・キッズウィーク2010」。さまざまなプログラムが開催されるなか、8月12日、大量の色紙とクラフトロボ20台を持ち込み、「(ほぼ)なんでも作る!(ただし紙で)」とFabLab Japanもワークショップを行いました。

21世紀の小学生のリクエストに答えられるか、うまくコミュニケーションがとれるかなど、ちょっとした不安と大いなる期待を胸に当日を迎えました。おかげさまで満員御礼。クラフトロボのメーカーであるグラフテック社の機材提供のご協力もあり、スムーズなワークショップを実現することができました。2時間という制限の中でも、アイデアを形にする面白さを、参加した子供たちや保護者の方々と味わうことがで きました。楽しい時間はあっという間に過ぎてしまうものですね。

FabLab Japanのメンバー1人に対して小学生2人~3人が、1つのグループとなり制作を開始する。子供たちの興味に合わせて、グラフィック、立体とグループ分けをしていきました。はじめは人見知りをしていた子供たちも、ギーゴーギーコーとアナログな音を立ててクラフトロボが動き出すと目をキラキラさせていた。 保護者も「すごい、すごい」と盛り上がる。

女の子が多かったワークショップということもあり、指輪、眼鏡、ギフトボックス、バースディカードや扇子もつくりました。男の子も負けてはいません、海賊船やドラゴン、骨のシルエットが切り抜かれたボックスやドクロで反撃です。

な、なんとゴキブリさんまで!?レゴブロックと紙を組み合わせたタワーや手裏剣も登場する。 難易度の高いハムスターや船作りに挑戦する子の集中力に大人も驚きました。

双子で参加した兄弟は、自身のシルエットをデジカメで取り込みオリジナル名刺をつくる。自転車のスケッチを読み込んでクラフトロボで切り抜き、2次元と3次元の世界を行ったり来たり。今の時代だからこそできる手作業とデジタルの遊び方です。

平面を立体物に起こしていくプロセスは、ゲームなど2次元の画面になれた子供達にとって「つくる」世界の入口になったのではないでしょうか。子供達の発想をサポートするという作業は、FabLab Japanのメンバーにとっても刺激的な時間になりました。一緒に「つくる」ことの楽しみを再認識し、また参加したいと嬉しい言葉をたくさん頂きました。参加者、関係者のみなさま、本当にありがとうございました。

5件のコメント
  1. FabLabJapan.org より:

    Update! : Workshop : (ほぼ)なんでも作るワークショップ!(ただし紙で) http://bit.ly/ck0qrZ

  2. 渡辺ゆうか より:

    【FabLab Japan】夏休みに行ったキッズ・ワークショップのレポートを掲載しました。「(ほぼ)なんでも作るワークショップ!(ただし紙で)」http://fablabjapan.org/2010/09/12/post-234/

  3. RT @moshimotion: 【FabLab Japan】夏休みに行ったキッズ・ワークショップのレポートを掲載しました。「(ほぼ)なんでも作るワークショップ!(ただし紙で)」http://fablabjapan.org/2010/09/12/post-234/

  4. こういう取り組み、日本でもっと広がるといいですね。 RT @FabLabJapan: Workshop : (ほぼ)なんでも作るワークショップ!(ただし紙で) #fablab http://bit.ly/ck0qrZ

  5. RT @FabLabJapan: Workshop : (ほぼ)なんでも作るワークショップ!(ただし紙で) #fablab http://bit.ly/ck0qrZ

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