FAB6、2日目の朝のセッションはFabLab Amsterdam / Waag Societyにて、各地のFabLabの紹介プレゼンからスタート。その後、参加者はAmsterdam近郊のFabLab、Utrecht、Den Haag, Groningen, Amersfootに分かれて各会場でセッションが行われました。
私たちはユトレヒト郊外にあるFabLab、ProtoSpaceを訪れ、”fablab2.0″というセッションに参加。内容はNeil GershenfeldとMIT Center for Bits and Atomsの最新の研究プロジェクトに関するもので、自己増殖する3次元プリンタ、そしてプログラムできる材料の未来が語られており、既存の(市販の)プリンタを買わなくても自作できる可能性が模索されています。
まずはNeilの”FabLab2.0″のロードマップの説明に続いて、Fab@home http://fabathome.org/ 、RepRap http://reprap.org のプレゼンテーション。続いて http://makeyourbot.org と http://linuxcnc.org 、Fab in a box、Cast Cement CNC, MTM Mini 等、様々なファブリケーターのコストや作り方、課題などを共有しました。(各プロジェクトについてはこちらにまとまっています。→http://bit.ly/4QG9GU)
午後のトピックはScanning,User Interface,CAD,CAM,machine control,motion control,fabrication mechanism… などの要素技術について。世界中でどんなプロジェクトがあるのかを俯瞰しながら、後半のディスカッションでは、工作機械のキットをどのように流通させるか?ビジネスプラットフォーム、Ecosystemをいかに構築して行くか?リサー チの成果をどのように社会に結びつけて行くか?いかに継続的に資金を調達するか?など、広範に渡る問題提起がありました。
Update! : FAB6 Day2 http://bit.ly/baNhTR