【from Oita】ファブラボ大分の今日と明日。

こんにちは、ファブラボ大分の豊住です。梅の花も咲き始め、桜もそろそろ蕾がつきそうになり、花見BBQの計画を立て始めている最近のファブラボ大分です。合わせて、ファブラボ大分自体も新しくなるための準備を始めています。この新しいことに関しては、もう少ししたら正式に発表したいと思いますので、また別の機会にご紹介いたします。

さて、これまでは、ファブラボ大分の取り組みに関するご紹介が多かったですので、今回はユーザーさんの取り組み紹介をしたいと思います。ファブラボ大分、オープンしてからの2年間で、2000名を超える方に来訪いただいております。来訪される方の目的はいろいろで、見てみたい、触ってみたい、つくりたい、と自由にラボにお越しいただいています。

そんな中で、昨年の春から秋にかけて、市内の高校の先生が授業教材の作成のために、ラボを利用されていました。その方は建築の先生なのですが、平面図データからラボのレーザーでケント紙を切断し、橋の構造を学ぶ際、実際に橋げたの模型を作りながら、強度計算や設計のことを学んでもらいたいとのことでした。

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そのパーツを全て切りだすのが一つ目の山場だったのですが、ようやく学生が組み立ても終わり、様々な実験も行ったということでいろいろとその様子を教えていただきました。

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荷重テストでは、バーベルを載せていき、完成した11の橋梁模型のほとんどが50kgまでの重さには耐えることが出来たようです。

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一番堪えることが出来た模型では、70kgというものも。。。

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同じものを作って、出てくる差がどこにあったのか?ということを今後調べてみると面白いかもしれません。この辺りは、また次のステップで学習させていきたいとのことです。また、この平面図データは、細部の修正が終われば、ファブラボ大分のWebで公開する予定ですので、ご興味がある方がいらっしゃれば、ぜひご活用ください。

 

 

さて、もう一つの取り組みは、大分のミリングマシンを使いこなしている数少ないユーザーさんの作品のご紹介です。この方、これまでは手作業でワックスを削り、型をつくり、シルバーを流し込んでアクセサリーを作っていたそうなのですが、ファブラボ大分にあるミリングで型つくりができないか?と相談に来られたのが一年前。そこから勉強会に参加していただいたり、ご自身でもいろいろと調べながら、さまざまな作品をミリングを使って、制作されてきました。

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まだまだたくさん紹介したい作品、取り組み、コミュニティがあるのですが、、、また次の機会にでもまた。

さて、冒頭にもお話しましたが、ファブラボ大分は、4月から運営も含めて大きな変化を迎えます。これまで以上に活動の幅を広げいてこうといろいろと計画中です!お披露目することができるようになり次第、みなさんにもお知らせいたしますので、楽しみにお待ち下さい!!!!

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